回避依存症

回避依存症の特徴として「他者との親密な関係を構築することを避ける」といわれる事が多いですが、ここでは

  1. 外見的特徴
  2. 思考的特徴
  3. 性格なのか?それとも病気?
  4. 克服方法はある?

以上の4点についてまとめています。

もちろん個人差などありますので、一つの目安として参考にしてみて下さい。

回避依存症の外見的特徴と嗜好

回避依存症

依存症はいわば“思考の癖”の一つなので、外見に特徴が見られる事があります。

外見の特徴は男性・女性ともほぼ同じで、人目を気にする・自分を良く見せたいという意識が働いていると考えると分かりやすいでしょう。

服装

回避依存症というのは、“自分を良く見せようとする“言い換えると“人の目をとても気にする”ので、外見にとても気を使います。

その特徴の一つが現れるのが服装。

基本的には男性も女性も同じで、洗練された清潔感のある服装でに適度に流行を取り入れて自分なりの着こなしをしている方が多いです。

時々、女性は好きな人と同じ服装をすると言われていますが、それはどちらかというと恋愛依存症の傾向が強い時に行われがち。

回避の場合は“自分流”を崩さない傾向が高いです。

体型

回避依存症の傾向は体型にも現れます。

男性は中肉中背で少し鍛えている感じ。女性は出るところは出て細い所は細い いわゆるナイスバディといわれる体型をしています。

体型を維持するためにスポーツクラブやジムに通っているという人も多いですね。

嗜好

嗜好といえば食べ物の好みですが、そんな事まで影響するの?と思ってしまいますよね。

一番分かりやすいのは、ブラックコーヒーorミルクティー。

  • ブラックコーヒー=回避の傾向が強い
  • ミルクティー=恋愛依存の傾向が強い

と考えると、とても判断しやすいです。

回避依存症にありがちな思考的特徴

回避依存症

回避依存症は表に出る症状は様々ですが、思考的特徴は程度の差はあるものの基本的にはそんなに変わらないです。

  1. 顕在意識=親密になる不安
  2. 潜在意識=見捨てられ不安
  3. 面倒くさいことが苦手
  4. 常に優越感を感じていたい
  5. 本当の自分に自信がない

この5つが思考の主軸になっていると考えると分かりやすいです。

親密になる不安・見捨てられ不安を抱えている理由

なぜ親密になる不安を抱えている一方で、見捨てられ不安を抱えているのか。

これは幼少の頃の環境や経験が関係していることが多く、親密になることでやがて来るだろう別れの時に、自分の心が傷つくのが怖いのです。

だから親密になればなるほど、不安も膨れ上がってしまうのですね。

また回避依存症の人の浮気の特徴として「特別なパートナーと別れても孤独にならないように」という考えが心の奥底にあることもあります。

人間関係を避けながらも、独りになることに恐怖を感じるのでしょう。

面倒臭いことが苦手

面倒臭い事が苦手な回避依存症に多いのが、「捨てちゃえば?」という口癖です。

恋愛依存症である人が物が捨てられない一方で、捨てちゃえば?と簡単に言えてしまう理由として、身の回りをいつもスッキリさせていたいという思いが関係しています。

  • 物がない方が掃除がしやすい
  • 物がない方がキレイに見える

などなど。

“合理的に物を考える”という事に加えて、モノに対する執着がないのが特徴です。

常に優越感を感じていたいけど自分に自信がない真理

回避依存症の傾向が強いとプライベートな事をあまり語らないので、ミステリアスな雰囲気が醸し出されてモテやすいと言われています。

なぜプライベートを語らないのか。

理由は、自分に自信がないから隠していたいという気持ちが働いてると言われています。

つまりは、自分の弱みを見せてそこに付け込まれるのが嫌なんですね。但し、相手を自分の言いなりにさせるために計算の上で弱みを見せる事があります。

回避依存症は病気?それとも性格?

回避依存症

回避依存症は病気なのか、それとも性格なのか・・・そう考えると悩んでしまいますよね。

基本的には性格。

でも進行して重度になってくると病的な言動が見られることもあります。

でも回避は重度になればなるほど自覚症状がない事が多く「自分は正しい」と信じきっているため“ただの性格”とされる事が多いです。

というのも、特に日常生活に支障がない限り、自己認識の概念であり、医学的な診断名はないと考えられるから。

但し、他の知的障害やパーソナリティ障害から回避の傾向が強く出ている場合もあるので、判断するのは難しいと言えます。

回避依存症の克服方法はある?

回避依存症などの依存症は「治らない」と言われていましたが、最近では「治る」と表現される事も多くなってきました。

方法としては

  • カウンセリング
  • 互助会などによるグループセッション

が有効とされています。

でも方法はあっても、前提として“自覚していないと治らない”ということから「自分が正しい」と信じきっている回避の場合は克服は難しいです。

よくあるのが、一旦は納得してカウンセリングを受ける者の「もう治った」「もう大丈夫」と自分で判断して途中止めになってしまうというもの。

よって「なかなか治らない」と言われることも多いです。

お互いに影響し合う依存症の症状

回避依存症と恋愛依存症は磁石のように引き寄せられてペアになるというのをご存じでしょうか。

ポイントはペアになった後、片方が自分に気づいて寛解すると、もう片方もその影響によって寛解していくというものです。

但し、お互いに影響を与え合い進行させてしまうことも多く「物理的に距離を置いて、離れてみるといい」と言われることも忘れてはならないでしょう。

さらに、どちらかが他のパーソナリティ障害なども併せ持っている場合は、症状が進行していることを理解しつつも離れられなくなってしまうことがあるので注意が必要です。